1月15日〜23日
タスマニア自遊紀行
(有)ネイチャーガイドオフィス ウッドベルの研修旅行で
大自然の宝庫 “タスマニア” に行ってきました。

寒中お見舞い申し上げます

1年前のスノーシューハイクのガイドの時の会話

お客様 「タスマニアに行ってみた〜い」
私    「タスマニア!?2003年に放浪の旅に出て、一周してきましたよ。
      とーっても自然が豊富で、きれいな山や湖がたくさんあって
      野生動物にもたくさん出会えて良い所ですよ。
      お勧めは1月、むこうが夏のときです。」
一同   「じゃぁ、来年の1月にみんなで行ってみよう!」

なんて会話で盛り上がり、本当に実現することになりました。
タスマニアトレックの様子をお届けします。



1月15日夕方、我々を乗せたオーストラリア航空機は中部国際空港を飛び立つ
途中ケアンズ、シドニーと2回乗り継いで1日かけてたどり着いたのは地球の反対側、
南半球のオーストラリア大陸のさらに南の南極海に浮かぶ小さな島・・・そこがタスマニアです
3年ぶりに訪れたタスマニアは、以前と変わりなくのどかなところでした
左の地図をクリックすると
タスマニア観光局のHPが見れます
良かったらご参考にどうぞ

州都のホバートからレンタカーにて観光巡りをしながらやってきたのは
世界遺産にも登録されている“クレイドル山-セントクレア湖国立公園”
以前から泊まってみたかった素敵なロッジ “クレイドルマウンテンロッジ”に宿を取り
翌日から始るトレッキングに胸躍らせ、美味しいオージービールに舌鼓を打つ・・・
 
1月18日 クレイドル山-セントクレア湖国立公園のトレッキングコース
オーバーランドトラック、マリオン展望台よりのぞむクレイドル山(1545m)
見下ろす湖はドーブ湖
 
Cradle Mt. クレイドル山=その形から“揺りかご(cradle)の山”と名付けられたそうです。
 
3年ぶりに訪れたドーブ湖
タスマニアの湖は多くが周辺の草木から染み出た
タンニンの成分の影響で茶色い水となってます

雄大な大自然の真っ只中、豊富な高山植物や野生動物に囲まれて・・・至福の時
この湖は、「日本に帰ったらガイド業に挑戦しよう」 と決心した思い出の地でもあります
 
ユーカリの原生林とパンダニ
タスマニアを代表する光景です
 
オーストラリア固有種
珍獣 エキドナ (ハリモグラ)
世界に2種類しかいない単孔類
あのカモノハシの仲間です
頭隠して尻隠さず・・・
こんな野生動物が昼間から
ノコノコと道路を横断しているのどかな地です
 
クレイドル山を目指してオーバーランドトラックを行く
足元には可憐な高山植物が満開です
 
途中のキッチンハット
非難小屋です
“アルプスの少女ハイジ”のような
なんとも牧歌的な光景です
 
キッチンハットから見上げるクレイドル山
徐々に急な登りになってくる
なんとなく戸隠山に似てるなぁ〜
 
クレイドル山の稜線目指して岩場の登りが始る
実際に登ってみるととても
“揺りかご”なんて言ってられない・・・
結構スリルがありました
 
たどり着いた稜線は
粗粒玄武岩の岩峰の宝庫
背丈以上の巨岩が折り重なる
穂高連峰の稜線のような感じです
 
頂上まではあと少しの所まで行きましたが、
時間切れでここで引き返すことに
でも満足満足

毎日毎日オージーサイズの食事(てんこ盛り!)
と美味しいBeerのおかげでデビルならぬ
タスマニアンデブる!?(^_^;)
 
高山植物たち
黄色の花はSpring Guinea Flower
日本の高山植物と似ているようでちょっと違う
でも可憐で心和ませるという意味では
世界共通ですね
 
ドーブ湖を見下ろす
見渡す限りユーカリの原生林の大地と点在する湖
“雄大”という一言だけでは
とても表しきれない素晴らしい大自然・・・
大地の恵みに感謝・感激・・・
 
急斜面を慎重に下山
南半球の真夏の日差しと青空・・・
 
無事にドーブ湖に下山
クレイドル山アタック組で記念撮影
お疲れ様でした
ロッジへの帰路 ウォンバットが見送りに出てくる
これもオーストラリア固有の有袋類
コアラの親戚だそうです
ぬいぐるみが歩いているみたいで
とーっても可愛いです
 
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